2015年6月21日日曜日

CentOSに簡単にHaskell環境を作る

Haskellのインストール

ここ数年の関数型言語の流行でHaskellが注目されています。
Haskellは純粋関数型プログラミング言語で関数の副作用をもたず遅延評価などの機構を備えているおり関数プログラミング言語の本質を学ぶのに適しているからと言われています。
そのHaskellをCentOSで試すために簡単な方法でインストールしたいと思います。

環境
CentOS7


Haskellの環境を構築するには必要なライブラリや処理系、パッケージ管理システムなどが必要になってきます。
それらを一つずつインストールするのも結構ですが、簡単にインストールしたい場合は必要な環境がはじめから揃っているHaskell-Platformをインストールすればいいでしょう。
公式ベージから自分の環境にあったソースを引っ張ってくるのもいいですが、最新バージョンにこだわりが無ければyumでhaskell-platformをインストールしたほうがトラブルがすくないでしょう。

ちなみに標準のリポジトリには入ってないのでepelリポジトリは入れておいてください。

 $ ls /etc/yum.repos.d/
CentOS-Base.repo       epel-testing.repo     epel.repo    remi.repo

$ yum --enablerepo=epel info haskell-platform
名前                : haskell-platform
アーキテクチャー    : x86_64
バージョン          : 2013.2.0.0
リリース            : 36.el7
容量                : 1.4 k
リポジトリー        : installed
提供元リポジトリー  : epel

$ sudo yum --enablerepo=epel install haskell-platform

結構、関連ライブラリが多いです。

さらにグループパッケージでhaskellのパッケージがありますが

$ yum --enablerepo=epel groupinfo haskell
 標準パッケージ:
   =darcs
   =ghc
   =ghc-rpm-macros
   =haskell-platform
   =hscolour
 条件付パッケージ:
   -ghc-gtk-devel

上のパッケージも必要だと思う人はこちらでもいいでしょう。

$ sudo yum --enablerepo=epel groupinstall haskell

インストールできたか確認
処理系GHC

ghc  --version
The Glorious Glasgow Haskell Compilation System, version 7.6.3

パッケージの確認

$ ghc-pkg list
/usr/lib64/ghc-7.6.3/package.conf.d
   Cabal-1.16.0
   GLURaw-1.3.0.0
   GLUT-2.4.0.0
   HTTP-4000.2.8
   HUnit-1.2.5.2
   OpenGL-2.8.0.0
   OpenGLRaw-1.3.0.0
   QuickCheck-2.6


パッケージの更新

$ cabal --version
cabal-install version 1.16.0.2
$ cabal update











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